NC自動盤 複合加工

Φ2~38mm、試作~量産まで対応する自動盤 複合加工

磯貝製作所では静岡県富士宮市と埼玉県日高市に工場を持ち、両工場に充実したNC自動盤、複合旋盤を取り揃え、試作から量産まで対応しております。
NC自動盤においては、φ2~φ38までの加工範囲のなかで、複雑な形状の加工は勿論の事、小物フライス加工品を複合加工機により加工する工法変換も得意としています。一般的に角物部品はフライス加工により製造を行いますが、磯貝製作所が得意とする複合型の自動盤加工では、高いミーリング機能を付加することが可能です。外径切削、Dカット、Hカット、六角取り、キー溝、偏心穴、ザグリ、中ぐり、クロス穴、タップ等の一体加工が可能です。

永くお付き合い頂ける、丸物・角物の開発・供給パートナーとして

高精度部品の研削工程をワンチャッキング加工で削減し、高精度化とコストダウンを実現。小型部品の場合であればマシニングセンタ並みの加工を連続的に行うことができます。そのため、生産ロットが20~30を超えるような場合は、フライス加工での加工と比べて大幅なコストダウン、リードタイムの短縮が可能です。
実際に従来マシニングによる加工を行っていた量産品部品を、多軸自動盤による丸棒からの削り出しに工法を変換することで加工コストを1/3以下に抑えた事例もあります。しかも寸法精度は1/100を実現しています。
φ38以上のサイズを担当するNC旋盤の中にもマシニング機能を持ち、中物サイズでミーリング加工が可能な複合機をラインナップしております。

永くお付き合い頂ける、丸物・角物の開発・供給パートナーとして

そして磯貝製作所の加工品の品質の高さは、加工の工夫や知識だけが理由ではありません。もうひとつの理由は、現場の情報を活かした設備投資・技術開発を徹底している点にあります。
磯貝製作所では、最新のニーズ、エンドユーザー様の潜在的なご要望を常に汲み取る努力を続け、それに裏打ちされた一昼夜では無しえない設備投資・技術開発を積み重ねることができているのです。こうして長年に渡り築き上げた経験と情報力を活かし、2つの工場に最適なNC自動盤や複合機などの設備を取り揃えてきたことで、お客様に適切で幅広い対応力を、質を向上させながら提供することが出来ております。
また静岡と埼玉の両工場に充実した設備を持っていますので、有事の際にもリスクヘッジ対応が可能。品質のみならずBCP(事業継続計画)の観点からも安心してお任せ頂くことが出来るのも磯貝製作所の大きな強みです。