QC活動取り組み状況
・以前は職場パトロールを実施し、各職場の4S、5Sのチェックを順番に行い、各部門の問題点を改善してきましたが、パトロールチェックもマンネリ化したため廃止し、現在表富士工場では、以下の通りの活動を続けることを目標にしています。
材料管理
材料置き場の整理整頓・明確な表示 |
1棚1品種が基本、材質ごとに棚分け |
マグネットプレートで材質・径を表示 |
・表富士工場にはフォークリフトがあるので、フォークリフトで降ろした材料をそのまま棚に載せ、各担当者が必要に応じて棚から専用台車を使用して機械周りに運び込む。フォークリフト免許未取得者は地元で開催の講習会に参加し順次取得させる。
機械周り
工場内のメイン通路の確保と機械配置レイアウト |
基本的に担当機械は担当者が全て管理を行う。 |
・機械周りについては、まず適切な機械配置とメイン通路の確保を行い、各機械の担当者は担当機械の整理・整頓・清掃・メンテナンスを行う。
空箱置き場
空箱置き場の明示と整理・整頓 |
・空箱の置き場は共同で使用する場所になるので置き場をはっきりと明示し、乱雑にならないように各自が気が付いたところで整理整頓を行う。
チョイ置き禁止!!
チョイ置き禁止!!の職場への掲示 |
・以前、タップ破損混入不良が発生し、その対策の一環としてチョイ置きはしない、各場所の明示をハッキリと行う等の対策を実施。
仕上げ・出荷作業
1F現場で作成の製品は2F仕掛品置場に移動... |
個々に独立した作業スペースで最終仕上げを行う。 |
・最終仕上げ工程に於いては、作業工程の明示(エアー吹き・バリ取りの未or済)と個々に独立した作業スペースの確保で製品の混入を防止し、出荷納期管理を行う。
在庫置き場
在庫品は台帳への登録を済ませ、所定の場所で保管 |
・在庫品の管理については、増える一方で場所の確保と廃棄の選択が難しい状況。また台帳への登録(PC)も以前に比べ正確な数字で対応できるようになってきている。
連絡事項
得意先別公差一覧や不良事例を掲示(1F現場) |
品質状況・不良対策等の掲示(2F検査室) |
・現在毎週金曜日の午前10時より製造会議を実施し、各部門の作業状況やそれぞれの問題点の提議、対策を各部門の担当者が交代で出席し議論する。全員が参加することでそれぞれの意識は高まっている。
その他
1. | 全社員を3つの班に分け、毎週金曜日の朝一に外回りの清掃を実施。 |
2. | 毎週末17:15〜17:30を週末一斉清掃とし、共同で使用する場所を中心に清掃・整理・整頓を実施。 |
・表富士工場は1Fが製造現場、2Fが仕上げ・出荷・組み立てとそれぞれの部門が独立しているため、各部門の担当者がそれぞれの整理整頓を行っている。特に乱雑になりがちな1F現場の共同作業場は週末の一斉清掃+個々の管理で維持している状態です。
また、問題が発生した際全員で対策を検討し、その対策を確実に実施していくことが大切〔理想の対策でなく続けることが出来る対策の検討〕。
・ | 1度決めたことは続けて実行する |
・ | 決められたことを実行するのではなく、決めたことを実行する〔対策の検討は全員で行う〕 |